社内報 第0045号
素敵なオタクの世界 2005.9.13 発行

【オタク】 特定の分野・物事を好み、関連品または関連情報の収集を積極的に行う人。

オタクなる言葉が、世にでたのは、今から20年も前のことです。
皆が口を揃えて、「将来は野球選手になるんだ」と草野球や少年野球団で汗をかいていた幼少期、
我らがバリ社長は、そんな彼らを尻目に日がな、漫画を描いていました。
高校時代からパソコンでゲームを作り、虚弱体質の申し子のような社長を頭に置くバリ商事が
今回は、世間から距離を置かれる運命を背負ったオタクの存在意義を検証したいと思います。

洋楽レコードを何百枚も部屋に積み上げ
ヘッドホンでその世界に浸る洋楽オタク。

「売れる前から目を付けてた」と
ファンクラブ内で語るジャニーズオタク。

新作が出る度に、海外へと渡り
収集に明け暮れるブランドオタク。

オタクの定義が前述の通りであるなら
世の中はオタクの巣窟です。

しかし、オタクは「キモい」などと言われ、特に女性から敬遠されるのは何故でしょうか?
それは、アニメ、ゲーム、アイドルなどの、やや虚構性の高い世界観を好む人、
言わば、オタクの狭義を踏襲した人種が多く見受けられるからでしょう。
その手の人たちは、自分自身の外見をないがしろにしがちで
行動以上に、その容姿がマイナス要素となっているようです。

しかし、そこをクリアしさえすれば
ヒステリックにヨン様を追いかける
ごく一部のご婦人と、アイドルのイベントに
顔を出すオタクは大差ないように感じます。

人間は、どんなに綺麗事を言っても
他人を評価するのは、まず外見です。
オタクは、オタクであるが故に、それを
痛感し、変わり始めてるのかもしれません。

その証拠に、検索サイトgoogleで「オタク」を
検索すると、真っ先に
「脱オタクファッションガイド」なるサイトが
ヒットするのですから。

バリ社長がイベント司会で、レースクイーンなどと共にステージに上がっても
「毛穴しか写らないでしょ?」と言う至近距離から、望遠レンズを構えている
カメラ小僧オタクを目にしますが、彼らは、彼らなりにルールを守っています。
懸命に汗水垂らして稼いだお金を惜しみなく趣味に注ぎ込む姿は、ある種、純粋なものです。

深夜のコンビニの前に たむろする事で、門番か何かのように、買い物客の経済活動を阻害し、
労せず、他人のものを奪い、斜に構えて無関心を装う、ごくごく一部の人間に比べて
別段、他人に迷惑を掛けていないオタクは、年間2900億円もの経済効果をもたらしているそうです。

「危険な香りがするわ」と、ヤンチャな男性に心奪われる女性も一度考えてみて下さい。
やさぐれた人間も、完全な悪ではないし、更生の道が残されているように
オタクにだって、生まれ変わるチャンスがあり、その可能性を秘めているのです。

第二の電車男、第二のエルメスが世に溢れることを、バリ商事は願ってやみません。

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