社内報 第0026号
水上マーケット万歳 2003.09.05 発行

水面スレスレを滑るように進む手漕ぎの船。
入り組んだ水路の両脇を埋め尽くす様々な屋台。
両岸から飛び交う威勢の良い掛け声を聞きながら
バリ社長は、ゆったりとした時の流れを楽しみます。

取材で訪れたタイを思い出深くしたものの一つ。
それが水上マーケットでした。
想像を遙かに超えた水上マーケットの魅力を
バリ商事流にお伝えします。

水上マーケットが観光収益の見込める要所として
観光地化される前から、近隣の人々は
水路の上に住み、そこで暮らして来ました。

水上マーケットへの道は当然、陸続きです。
しかし、迷路のように入り組んだ細い水路を
高速艇で向かうコースもあり、それこそが
その日常を垣間見る事が出来るコースなのです。

川に迫り出した民家の玄関脇には
水の中から突き出した郵便受け。
駐車場は当然の事ながら水が引かれ
自家用車ならぬ自家用艇が停泊。
その道中は、驚きと興奮に
目を丸くするバリ社長でした。

それから十数分後。
トンネルのように覆いかぶさる
ココナッツの木々がパッと開けた瞬間、
息を飲むような青空が広がりました。
それと共に川幅もグンと広くなり、
開放感に拍車を掛けます。
多くの観光客を乗せた何台もの高速艇が列を作り
細い水路は渋滞気味になるのですが
バリ社長の乗った高速艇のドライバーが運良く
お調子乗りだった為、広い川幅に差し掛かった途端
フルスロットルで他の高速艇を抜き去り始めました。

水路の両脇にあるコンビニや散髪屋が
猛スピードで背後へと消えて行きます。
包み隠さず報告しますが、
バリ社長の感動はこの時点で既に
最高潮に達していました。

静かでのんびりした手漕ぎの船で
楽しむ水上マーケットも対照的で
評価は高いのですが、やはり
高速艇の旅は刺激的な体験でした。

水上マーケットは最高です。
しかしそれは周辺住民の日常と家屋、
それを包み込む自然があってこそだと
痛感しました。
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