社内報 第0025号
隠岐島で育毛を決意した男 2003.07.09 発行

息を呑むほどに美しい景色が広がる知夫里島。
バリ社長が職務で上陸した、島根県沖に浮かぶ隠岐諸島の最南端にある島です。
玄武岩で形成された大地は独特な表情を持ち、放牧された牛や馬達が
その風景をより、牧歌的に彩ります。

海外の道中記を数多く紹介してきたバリ商事ですが、
この島は日本の美しさと、バリ社長が今後果たすべき急務を認識させてくれました。

「何もないのが自慢です。」
半ば確信犯的な謳い文句の通り、
人口800人の知夫里島には
何もありません。

島で、数少ない食料品店に行くと
「アイスクリーム 来ました」の文字が。
「冷麺 はじめました」の文言に
馴らされていたバリ社長にとって、
「来ました」と言う表現は新鮮でした。

島の人達が、アイスクリームを
どれだけ待ち望んでいたか分かります。

何もないからこそ、島の自然は
圧倒的な存在感を持っています。

凝灰岩の風化により、えぐり取られた岩肌が
バリ社長を圧倒します。
肝を冷やしながら、絶壁まで近付き
撮影に臨んだのは、赤壁と呼ばれる名勝地。

その雄大さに驚嘆する以前に、
バリ社長の側頭部の薄さに目を奪われます。


日本海から運ばれる突風を巻き上げ
バリ社長の側頭部を弄んだ赤壁が
存在する山の名こそ「アカハゲ」。

奇しくも、「若ハゲ」の噂が耐えない
バリ社長とのコラボレートが
実現した形となりましたが、
島唯一の中学校前に掲げられた
道標は更なる追い討ちをかけます。

そこに書かれていた文字は「薄毛」…。

毛髪の現状を未だ把握出来ていない
楽観主義者のバリ社長も、
現実を見据える時がやって来ました。

知夫里島は、今まで目を背けてきた
脱毛症状を、その自然の美しさと共に
教えてくれたのです。

その宿命を諭してくれた赤壁に舞い戻り、
育毛を日本海に誓うバリ社長でした。

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