| 社内報 第0016号 | |
| バリ社長 コンパの恐怖を語る | 2002.03.02 発行 |
「強引な出逢いも立派な出逢いだ」を合言葉に数年前から極力参加してきたコンパ。 しかし、その数年間で何の成果も得られなかったのが、やはりコンパです。 男性も女性も何故、これ程までにコンパに魅入られ、喜び勇んで参加するのでしょうか? コンパの謎や歴史、傾向と対策等を、実体験を織り交ぜながらバリ商事流に検証します。 コンパの歴史は意外に古く、ダンパやハイコンなどに始まり、近年ではランパ、乱交、合同結婚式と その姿は、時代の流れによって変わっているとか いないとか・・・。 ただ、どの時代のコンパにも共通して言える事は、アルコールが必須である事。 そして、ロクなのが来ないと言う事。この二点に尽きます。 何度も何度も裏切られ、何度も何度も後悔するにも関わらず、何故 参加してしまうのでしょうか? それは人間が楽観的であるからです。まるで宝くじを買う人の心理に似ており、 人間は まだ見ぬ異性に対して、異常なまでの期待と身勝手な想像をしてしまうものです。 ”外れ”と分かっている宝くじなら、当然誰も買いません。コンパもまた然り。 分からないからこそ 人は騙され、「次こそは」とまた同じ過ちを繰り返す。まるで悪徳商法です。 メディアが、その悪習の加担者であることも忘れてはなりません。 恋愛ドラマなんて、一億数千万人の中から選ばれた一握りの芸能人が総出演するもので、 恋人、友人、浮気相手、果ては取り巻きの人間さえも美男美女。感覚が麻痺するのは当然です。 それを自分に置き換えて視聴者は見てる訳ですから、リアルな想像が出来ない。 第一、そんな美男美女達に恋人が居ない設定から無理がありますが・・・。 そんな楽観的な人間にどうやって、リアルな想像をさせるのか?それは意外に簡単です。 例えば、正味の判定で50点の人が居たとします。それはどう転んでも50点なので 「コンパに来る人は0点だ」と言えばいいのです。 それでも人間は楽天家ですから 「とか何とか言いながら」と、40点の想像をするでしょう。 でも、50点の人は相手の想像より10点アップしている事になります。「思ったより良」ってな具合に。 逆に「コンパに来る人は100点だ」なんて言おうものなら、相手は180点の想像評価をします。 後は単純な引き算。身勝手な自分は棚に上げて、思いっきり落胆するでしょう。 こう言ったケースは女性に多く見られ、親友であるほど、その友達を高く評価する傾向にあります。 そうやって知らず知らずのうちに、大切な友人を幻滅の対象にしてしまっているのです。 悪い事は言いません。友人を大切に思うなら、「あの子はキツイ」と言う優しさを持ちましょう。 また、同性からの評価と異性からの評価は 驚くほど掛離れています。 相対的に見て、女性の言う”可愛い”は背が低いか、ぽっちゃりかのどちらかであり 女性の言う”綺麗”は細痩長身か、顔の造りが濃いかのどちらかです。 逆に男性の言う”いい奴”は、よく喋る奴か彼女居ない歴が最長の奴かのどちらかであり 男性の言う”男前”は下手に中性的か、濃厚なまでに大味な顔かのどちらかです。 大金を叩いてまで落胆と幻滅を味わいに行くその姿は、悲しいものがありますが 人は、そんな都会の落とし穴に気付かぬまま、同じ肢体を同じ箇所にぶつけ続けるのです。 それでも、後光を放つカップルが「出逢いはコンパです」なんて言うもんだから、 「今度こそ自分の番だ」と、鏡の前で入念に鼻毛を抜く日々が繰り返されるのかもしれません。 でも、それは決して否定的な意味合いではありません。 「今回もダメだった」と思ってる貴方を見て、相手も同じ事を思ってるからこそ 人間は かくも可愛く、人生は かくも愉快なのです。 その逆に憎むべきは「別に 出逢いを求めに来たんじゃない」とほざくウマシカ連です。 宝くじ売り場で 「”夢”を買うんです」と答える人達と同じで、 当たったら換金するんだから、それは”金欲”でしょ?コンパもまた然り。 最高の”出逢い”があってもそれを享受しないのなら、それはそれで構いません。 ただ、聞かれてもないのに「自分は必死じゃないから」と必死さを暴露する必要はないと思います。 必死で結構!じゃないと失礼だと思いませんか? 人生を左右するかも知れない”出逢い”に対して、あらかじめ言い訳してただなんて・・・。 さぁ!今宵も”欲”と”期待”を胸に秘め、”失望”と”後悔”の待つコンパへと出掛けましょう! | |
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