社内報 第0009号
理不尽を感じる有象無象 2001.06.26 発行

人生には理不尽な事が多々あります。それどころか理不尽な事ばかりです。
今回はその理不尽なもの不思議なものを列挙したいと思います。

コンパ等で話のネタに芸能人の誰々に似てると言われる事があります。
「○○って(芸能人の)○○に似てるよね」なんて話になります。
それは言い出した人間の価値観であり、独断と偏見の産物であるはずです。
なのに周囲の人間が「え〜似てないよぉ〜」と言いながら、こちらを吟味します。
ある者は嘲笑し、ある者は憤怒の表情をしながら・・・。
自分から言い出した訳ではないのに「似てない」と責められる辛さ・・・。理不尽です。

TVの音楽番組を見ていて、自分達の曲のPRをしている場面を目撃します。
自分達の好きな音楽でTV出演まで漕ぎつけ、より多くの人に聞いてもらう為のPRなのに
メンバーの中に必ず「やる気のない」人が居ます。
ボーカル担当の男性(やはりやる気のない)が話している後ろで、そっぽを向いている人間。
ちょっと ふてくされてるし・・・。それがスタンスとは言え、何故なのでしょうか?
ボーカルが椅子に座ってるのに自分が立たされているからなのでしょうか・・・?不思議です。

女性のタイプを聞かれて、「外見」を中心に語ったり、動物や子供が好きじゃないと言うと
その人は「嫌な人」になり、その逆は無条件に「良い人」になるのも理不尽です。
コンパ等で「彼氏」がいる女性がやって来て、「人数合わせで来た」なんて言われても
「人数合ってねぇ〜よ!」と叫びたくなる事実・・・。
年齢を聞くと「当ててみて」と言われ、しぶしぶ言った年齢が実年齢よりも高いと激怒する女性。
本人が勝手にクイズ形式にしたんだから、出題者が激昂するのは理不尽です。

人にものを貸した後、「返して」と催促すると「うん。すぐ返す」と色よい返事をもらいます。
それを何度も繰り返している内に、相手の返す意思が薄い事に気付きます。
そうなると、ものを貸しているのはこちらの方なのに、催促しづらくなるのも不思議です。
同じインドア派なのにゲームカセットを100本持っている人間は「オタク」で
洋楽のレコードを100枚持っている人間は「音楽通」になるのも理不尽です。

「友達が少ない」と告白するのに、相当の勇気が必要なのも可笑しな話ですし
何処に行くにも、大人数で行動してるから「友達が多い」と言うのも怪しい話です。
隔月ペースで開催される「同窓会」も不思議な会合だし
「関西人は面白い」と言う先入観も理不尽に感じて仕方ありません。

車の維持費、保険料、車検代、ガソリン代を払ってるのは こちらなのに
「ドライブはお金かかんないもんね。」と無邪気に微笑む女性。
「おしゃれに一番大切なのは個性だ」と書いてあるファッション雑誌。
ご飯を切らしているのに「高菜ピラフなら出来ますよ」とネタばらしする定食屋の主。

やんちゃなお兄さんが必要以上に股を広げて原チャリを運転する姿に至っては
理不尽を通り越して、神秘的な想いさえ抱きます。

このように世の中には理不尽 極まりない、不思議この上ない出来事がひしめき合ってます。
しかし、僕達がそれら有象無象に敢然と立ち向かった所で何も変わりはしないでしょう。
だって・・・理不尽なんだもの。

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