| 社内報 第0008号 | |
| ワイルドとバリワイルドの相違点 | 2001.04.01 発行 |
よくコンパ等で好みの男性像を聞くと「ワイルドな人」と言う答えが返ってきます。 辞書で調べると「野生の」「自然のままの」「荒れ果てた」「野蛮な」「乱暴な」となります。 余りいい印象ではありませんが、それがタイプだと言うんだから仕方ありません。 しかし、皆さんの言う「ワイルドな人」よりも数段上の男前、言うなれば ワイルド生態系の頂点に君臨する「真ワイルド」の存在は余り知られていません。 今回はその、当たり障りの無い「ワイルド」と真の野生児「バリワイルド」との相違点を 様々な角度から検証してみたいと思います。 まず、常識から考えて「ワイルド」となれば、野生的で粗雑、無頓着でなければなりません。 しかし、その野生も、どこか手が加えられたような・・・言い換えれば、 自分達の都合のいい野生でなければならないようです。 それはまるで、電気も水道も完備されたキャンプ場のようなもの。 「自然って最高!」と、キャンピングカーの中で叫んでいるとも言い換えられるでしょう。 皆さんの考えている「ワイルド」も同様で、雰囲気だけが楽しめたらそれで良しであり 実に希薄な、都合のいい「ワイルド」なのです。 自然のままであるはずの無精ひげも、聖徳太子や伊藤博文のようになると 何故か「ワイルド」の定義から外れてしまいます。 野生的であるはずの着崩したラフなファッションも、何故か「お洒落」でなければなりません。 このように、都合よく、雰囲気だけが野生的な人を「ワイルド」と呼んでいいのでしょうか? では、逆に真の野生児とはどういったものなのでしょうか? 「風呂に入らない」「食べ物は全て生」「嗅覚犬並み」等が挙げられますが どういった訳か、これらは「ワイルド」の定義から外されています。 我が社が真の野生児「バリワイルド」に認定している人物の一人、 バリ商事社長の父、中島正雄氏を例に挙げて、具体的にご説明しましょう。 ある時、自宅でふざけていた彼は勢いよく壁に頭部を強打し、 その衝撃で壁掛け時計がギロチンのように彼の顔面に落下した事がありました。 下唇が晴れ上がり、血が滝のように流れ出し、一家団欒は凄惨な事故現場となったのです。 周囲が騒然となる中、彼は言いました。「嘗めときゃ治る」 皆さんの記憶に新しい台風19号が猛威を振るった夜も 窓ガラスを開け放ち、一升瓶片手に彼は叫びました。「そよ風が気持ちいいのぉ」 従業員の借金取り立てにヤクザが来た時も、追い返すのかと思いきや意気投合し、 一緒に酒を飲んだ事もありました。その時、ヤクザにスカウトされて気持ちが揺らいだそうです。 引越しの荷物を荷台に括りつけるのにも、決して外れない紐の縛り方を会得してます。 海に行けば、魚を捕まえる仕掛けを作り、実際に捕まえてしまいます。 周囲が動揺を見せても、何の根拠もなく、皆を勇気づけます。 そしてまた、それだけの力を彼は持っているのです。 枚挙に暇がない程の「ワイルド」さをにじみ出させる男、中島正雄氏。 彼のような人物こそが真の野生児「バリワイルド」ではないでしょうか。 「ワイルド」に見せようと、今日も無精ひげの伸び具合を確認する「ワイルドな人」が それでも好みだと言う人は、差別化を図る為にこう言いましょう。「ワイルドっぽい人」と・・・。 そして、雄大な器量で、どんな逆境さえも切り抜ける力を身に付けている真の野生児が 好みだと言う人は、そんな彼らに敬意と賞賛の意を込めて、こう呼びましょう。 「バリワイルド」と・・・。 | |
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